「磯部町の家」が2013年度富山県建築賞に入選しました。

 「友と親しく語り合う団らん空間を家の中心としたい」という建主さんのリクエストから始まったこの「磯部町の家」は「これは割烹料理屋ですか?」と尋ねられるような一風変わった住宅となりました。

 一昔前の均質的な地域社会が作り出していた「どの家も同じ形」という町並みは現代では望まれるべくも無く、家族の、そして個人の社会との繋がり方は随分と多様化してきました。親しい友との時間を大切に思う建主さんにとってどのような住まいの形がふさわしいのか、建主さんと対話を重ねながら完成したのがこの「磯部町の家」です。
 完成後、1年経過しないと応募できない「富山県建築賞」。1シーズン終えて住み心地を体験した建主さんも今回の入選を大変喜んで下さり、設計者として喜びも一入でした。

 このプロジェクトを一緒につくり上げていただいた施工会社さん、職人の皆さんには、改めて心よりお礼申し上げます。